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FEP-f06f: オブジェクトオブザーバー
概要
オブジェクトオブザーバーとは、ActivityPub規格に準拠したアクターであり、これをフォローすることで対象オブジェクトの更新情報を受信できる機能を提供します。
本提案は、FEP-bad1: オブジェクト履歴収集を補完する目的で策定されています。
要件
本文書中で使用される「MUST」「MUST NOT」「REQUIRED」「SHALL」「SHALL NOT」「SHOULD」「SHOULD NOT」「RECOMMENDED」「MAY」「OPTIONAL」の各用語は、RFC-2119で規定された解釈に従うものとします。
オブザーバー機能
オブジェクトオブザーバーはフォロー可能なアクターです。独自のアクティビティを実行することはせず、観測対象オブジェクトに影響を与える活動のみが、そのフォロワーに転送されます。観測対象となるのはオブジェクトおよびコレクションのみです。
オブジェクトオブザーバーには、必ずobserverOfプロパティで観測対象オブジェクトを指定する必要があり、さらにApplicationタイプを持つことが推奨されます。
オブジェクトは、observerプロパティを使用して自身のオブザーバーを設定できます。
オブジェクトオブザーバーは、ActivityPubクライアントによって作成可能です。具体的には、ユーザーアクターをactorとして、観測対象となるアクターをobjectとして指定したCreateアクティビティを公開することで作成できます。
実装者は任意で、サーバー上でオブザーバーが行うすべてのHTTPリクエストに対して、単一の暗号鍵を使用することが認められます。
ユースケース: 会話へのサブスクリプション
コレクション形式で表現される会話の場合、コレクションオブザーバーを作成することで会話購読機能をサポートできます。
このアクターは、observerプロパティを介してコレクションに関連付けることができ、そのオブジェクトに対するAddおよびRemoveアクティビティを転送することが可能です。
非転送型オブザーバー
転送が不要な場合、オブジェクトオブザーバーはAnnounceアクティビティを使用して観測した活動を配信することができます。
使用例
オブザーバーアクターの具体例:
{
"@context": "https://www.w3.org/ns/activitystreams",
"type": "Application",
"id": "https://server.example/objects/123456/observer",
"inbox": "https://server.example/objects/123456/observer/inbox",
"outbox": "https://server.example/objects/123456/observer/outbox",
"observerOf": "https://server.example/objects/123456"
}
参考文献
- Christine Lemmer Webber, Jessica Tallon, ActivityPub, 2018
- a, FEP-bad1: オブジェクト履歴収集, 2023
- S. Bradner, RFCで要件レベルを示すためのキーワードの使用法, 1997
著作権
CC0 1.0 Universal(パブリックドメイン献呈)
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